新しい毎日の始まり
2010年11月01日
水匠(みしょう) at 21:33 | Comments(2) | 日記
11月になりました。
当店でも少しの変化がありまして、
2番手を務めていた酒見君が、東京へ旅立ちました。
ホールマネージャーをやってくれていた恵理子さんが退職して
三重県で3年間勤めていた恵理子ちゃんが入りました。
紛らわしので、マチ子ちゃんと呼んでいますが。。。。
そして、夜、水匠が終わってから
当店で修業していた石原君の経営する
『いせトラ食堂』に勉強に出ています。
そこでは、焼き鳥を焼いたり、大学生のお客さんたちの接客をしたり
皿洗いをしたり、相談に乗ったり。
この『いせトラ食堂』
実は10年前、僕が22歳の時に創業した『いせ虎』の2代目です。
今、再び創業の地で色んな事を感じています。
10年ひと昔とはよく言ったもので
10年たつと、そこに住む人たちの考え方も変わり
楽しみ方も違うようになりました。
朝は豆冨を作ることで
大豆と言う一つの素材を深く見つめる心を養っています。
昼は料理をして、店を切り盛りすることで
これからの外食産業や飲食店の有り方を勉強しています。
夜中は初心に還ることで
何故、そこで自分は成功できたのか、
そして、他人と比較するからこそ分った自分が見えています。
もう、くだらないレベルの会話をするのは飽きました。
小さな世界で、やれ俺のココが凄いんだ!!
俺はこんなに頑張っているんだ!!
どうだ!!この俺の姿を見ろ!!!
もう、そんなことはどうでもいいんです。
農繁期だから・・・・
不景気だから・・・・・
どこもヒマだから・・・・・
いつまで、自分に都合のいい、言い訳で
何も手を打つことが出来ない自分を正当化するのでしょうか?
うぬぼれでも
自意識過剰でも
ストイックでもなく
いま、自分に何が求められているのかを問いかけたらどうでしょう?
やりたい事ではなく、何が求められているのか。
自分で自分のことが見えにくいなら
外から自分を見るしかないじゃないか。
一日は24時間しかありません。
どんなに36時間欲しいと思っても、そんなのは無理です。
ならば、一分一秒を無駄にせず、今、こうしている間にさえも
何か新しいことに取り組むことしか出来ないのです。
宝くじが当たる夢を見るのも良いでしょう。ホントに当たるかもしれないから。
それはそれ。夢は夢として、置いといて。
当たった夢が見れるなら、当たらなかった今をどう生きるかも
妄想すればいい。リアルに。
せめて、今日出来ることを明日に先延ばしにするのをやめたら良い。
今日出来ることは今日やる!!!
以上!!!ブログ終わり。
焼きとり焼きに行ってきます。
炭焼き溶岩ハンバーグ牛匠 スイーツガーデン果匠 無事にオープンができました
何をやるか、より、誰とやるか
知らない方が良かったのか・・・・
家庭で出来る美味しい土鍋ご飯の炊き方
たんこぶちん
フルーツタルトに込められた忖度(そんたく)というココロ
何をやるか、より、誰とやるか
知らない方が良かったのか・・・・
家庭で出来る美味しい土鍋ご飯の炊き方
たんこぶちん
フルーツタルトに込められた忖度(そんたく)というココロ
この記事へのコメント
初めまして。 ブログ更新を楽しみにしている者です お客様が求めているものと 自分が望むもの この距離が開くほど 開業は簡単ではないと思っています。 理想と現実と言えば解りやすいかも知れませんが 私のようなしがない職人は 職人と経営者の両立
の難しさが目の前にあります。 しかし職人でいたいと 思う自分がおりますから この歳まで 先延ばしになったのかもしれません
きっとね職人で突き通すなら雇われで生きたほうが良い仕事が出来ると思うんです
私の今の環境なら 職人で生きて家族を養うのに問題はありません
家族もそれが幸せなのかもしれません
夢 色々肉付けされて 青い時代から現在まで現実を目の当たりにしても 色褪せない想い それを大事にしてくれている家族 必ずや経営者として壁が来ます その時の苦しさは経験したことのないものでしょう。 誰も助けてはくれない その時に必要なものは何か それはぶれない心と柔らかい頭だと思っています いつまでも良いもの妥協しないで作り続ける 素晴らしい経営戦略もあれば ただひたすら良いものを作り続け 家族が生きていく 色んな生き方がありますが 一つ確かなのはお客さまが望むもの。 自分よがりな物作りは限度があります 形を作り上げても消えていくもの そこからなにか見えてくるものだと思っています
の難しさが目の前にあります。 しかし職人でいたいと 思う自分がおりますから この歳まで 先延ばしになったのかもしれません
きっとね職人で突き通すなら雇われで生きたほうが良い仕事が出来ると思うんです
私の今の環境なら 職人で生きて家族を養うのに問題はありません
家族もそれが幸せなのかもしれません
夢 色々肉付けされて 青い時代から現在まで現実を目の当たりにしても 色褪せない想い それを大事にしてくれている家族 必ずや経営者として壁が来ます その時の苦しさは経験したことのないものでしょう。 誰も助けてはくれない その時に必要なものは何か それはぶれない心と柔らかい頭だと思っています いつまでも良いもの妥協しないで作り続ける 素晴らしい経営戦略もあれば ただひたすら良いものを作り続け 家族が生きていく 色んな生き方がありますが 一つ確かなのはお客さまが望むもの。 自分よがりな物作りは限度があります 形を作り上げても消えていくもの そこからなにか見えてくるものだと思っています
Posted by たいら at 2010年11月05日 03:17
>たいらさん
はじめまして。いつも、あっちのブログでコメントされるのを見かけてました。
特に、あの花を映した包丁。あれこそ、本当の魅せ方なのでしょうね。ビックリしました。
職人にもいろんな職人がいますが、いつも羨ましいのは、色んな技量を持った職人はニーズに合わせられる。それが一番の利点ではないでしょうか。特に、単価の高い料理はごまかしが効かないので、高い単価の店で腕を磨いた人は、崩して安くすることもできるので、ホントにその意味では苦労しないと思います。
ただ、素直にそれが出来れば、ですが(笑)色んな物が、邪魔をするみたいなので。
ニーズに合わせるっつっても、どのニーズに合わせるのか?で、幅が広ければそれはそれで悩みそうですが、結局、縁があるところに納まるもんだと思います。人との縁や、場所との縁、気まぐれな偶然もあるでしょう。俺にその腕があったら、あれも具現化したい、これもやってみたい、と言うのがありますが、運が良いことに、『ああ、これくらいしか幅がない分、かえって無い物ねだり出来ないから、的が絞れて良いんじゃないか?』と思えてます。
確かに、たいらさんのおっしゃる通り、職人で通すなら、いや、料理に集中できる環境を求めるなら今の生活が良いでしょう。でも、色んな人との縁で料理の幅が広がる事も僕は知ってます。今の僕のように。
何が一番怖いか?僕らが一番怖いのは、一流の腕を持った人間が、なりふり構わず変なプライドを捨てたときです。お客さんや市場の声に耳を傾け、従業員の夢を背負う者として、自分の腕を世に広める使命を持った職人ほど脅威的なものはありません。そこらの店なんぞイチコロでしょうね。
はじめまして。いつも、あっちのブログでコメントされるのを見かけてました。
特に、あの花を映した包丁。あれこそ、本当の魅せ方なのでしょうね。ビックリしました。
職人にもいろんな職人がいますが、いつも羨ましいのは、色んな技量を持った職人はニーズに合わせられる。それが一番の利点ではないでしょうか。特に、単価の高い料理はごまかしが効かないので、高い単価の店で腕を磨いた人は、崩して安くすることもできるので、ホントにその意味では苦労しないと思います。
ただ、素直にそれが出来れば、ですが(笑)色んな物が、邪魔をするみたいなので。
ニーズに合わせるっつっても、どのニーズに合わせるのか?で、幅が広ければそれはそれで悩みそうですが、結局、縁があるところに納まるもんだと思います。人との縁や、場所との縁、気まぐれな偶然もあるでしょう。俺にその腕があったら、あれも具現化したい、これもやってみたい、と言うのがありますが、運が良いことに、『ああ、これくらいしか幅がない分、かえって無い物ねだり出来ないから、的が絞れて良いんじゃないか?』と思えてます。
確かに、たいらさんのおっしゃる通り、職人で通すなら、いや、料理に集中できる環境を求めるなら今の生活が良いでしょう。でも、色んな人との縁で料理の幅が広がる事も僕は知ってます。今の僕のように。
何が一番怖いか?僕らが一番怖いのは、一流の腕を持った人間が、なりふり構わず変なプライドを捨てたときです。お客さんや市場の声に耳を傾け、従業員の夢を背負う者として、自分の腕を世に広める使命を持った職人ほど脅威的なものはありません。そこらの店なんぞイチコロでしょうね。
Posted by 水匠(みしょう)
at 2010年11月05日 16:25

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