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液体窒素で作る、揚げだし豆腐とリンゴのシャーベット
さて、今日は先日の予告通り、液体窒素を使った実験の報告です。
まず、液体窒素とはー196度の液体でもちろん、名前の通り窒素を液体にしたものです。僕は、少年時代、指にあったイボをこれで焼いた記憶があるので、その怖さたるや身をもって経験しています^^;
なので不用意に扱ったりはしません。
容器は佐賀県工業技術センターの食品工業部に借りました。

さて、実際にやってみます。
やはり、豆腐から始めないといけないかな?とおもい、
液体窒素揚げだし豆腐を作ってみましたが、

出来上がったものは、高野豆腐(笑)
よく考えればこうなることは分かっていたのですが
一つ気づいたことは、あまりに急速冷凍しても
解凍の方法を誤ると組織が壊れてしまうということでした。
よく、人間を凍らせて、100年後に解凍する!!とか言いますが
凍らせるだけではなく、解凍するのにも技術が必要ですね。

それならば、リンゴをシャーベットにするとどうなるだろうか?
これは、若干答えがわかっていたのですが
試してみることにしました。






はい、成功です^^
これは、このサイトを見ていたので分かってたのですね。
さ、最後に杏仁豆腐とプリンもシャーベットにしてみましたよ。





これは、予想通り美味しいですね。
ただし、強いて言えば練り上げるスピードが遅いと”ダマ”になってしまいます。
さて、液体窒素ですがいかがだったでしょうか?
今回は基本的な使い方だけのご紹介でしたが、
エスプーマと液体窒素の合わせ技を使えば、液体のものをムース状にして
凍らせることができる、などの応用もできそうですね^^
では、また